トンダソンという屋号は、「朝鮮王朝後期に作られた東茶頌(동다송)という茶道を詩で説明した本のこと(韓国百科事典サイト Naver사전)」に由来しているようです。
韓国事情通の山下龍夫さんからご紹介いただきました。
→山下さんのフェイスブック (韓国の庶民の暮らしと息吹が伝わってきます)
韓屋風情の設計、中央の庭のぐるりに客室が8部屋ほど、浴室とトイレは共同です。
オンドル部屋は食卓だけのシンプルなつくり、げら子さん俊子さんごん太さん、期待どおりのお宿です。
玄関 窓からの風景 オンドル部屋 |
大邱中心地から東北へ約40kmのところに位置し、八公山道立公園(팔공산도림공원)の入り口です。ここからは35kmの登山コースになっています。ちなみに八公山は仏教文化の聖地と言われているようです。
1日目遅くに到着、さすがのげら子さん、ごん太さん、俊子さんも緊張のためゆっくりと飲めなかったようです。ごん太がマッコリを頼みました。
マッコリに、チヂミ、キムチ、大根、オレンジ |
ちょっと、感激!おつまみも作って
くれはった、このチヂミ美味しそう。
乾杯!
どれどれ、このキムチ、きっとおかみ
さんの手づくりやな、やさしいお袋の
味がするもん。
マッコリもしゅわしゅわしてる、手づくり
かな~。
ごん太 これはこれは、明日の朝食に期待が膨らむなぁ。
げら子 玄関の看板に「茶」てあったやん。なんでかなと思ったけど、屋号のいわれなんやね。ごん太がもっと語学力あったら詳しく聞けるのにね。ごん太もっと勉強せな!
早朝は近くを散策、朝に爽やかな空気を満喫し、いよいよ朝食です。
キムチ、菜、のり、じゃこ、練物、野菜と卵のスープ |
げら子 やっぱり、ア・タ・リ!ビールでまずは乾杯。スープのおだしはなんやろ、深みがあってあっさりしてて、は~、ごはんもすすむわ。もうこの朝食だけでも満足。俊子オンニはクッパかいな、お、それも美味しそう。
ごん太 ほんまに期待に違わずや。
この日も夜遅くに帰着、またまたマッコリで締めました。
翌朝はチェックアウト、朝食メニューにおかみの気持ちがこもっています。
菜サラダ・菜おしたし・卵焼き・じゃがいもソーセージジョン・キムチ・エゴマ葉漬け わかめのスープ |
ごん太 ほーっ、ワカメのスープはお誕生日のものやろ。おかみさんの気持ちが伝わるな。魚介類のだしの味、わかめもご立派。
げら子 おかみさんの腕は確かや。素朴な味がたまらんね。
宿泊は平日のためか我らだけでした。他の部屋に人々がいるのですが、どうも宿泊客には思えません。おかみさん「タりエヨ(娘です)」って。空室の折には子供達の宿泊となっているとは便利で効率的な運営です。
夜遅くに帰ってはマッコリ、朝からビールを飲む我らをタイミングよく手づくりの美味しさでもてなし温かく見守ってくれました。
「マッコリが美味しい、手づくりですか?」というと、お土産にマッコリを下さいました。
それは「不老マッコリ」だった!
お世話になりました。夕食をいただけなかったことだけが心残りです。
宿泊費は平日一人40,000ウォン-日本円 6/5現在レート(65円)で2600円-(週末は50,000ウォン)
品のよい料理上手で素敵なおかみさん(写真撮影を失念)、ご紹介いただきました山下さん、チョンマロカムサムニダ!
次回は「海印寺から星州で出会ったオモニ」です。
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