2014年1月8日水曜日

おとなの学芸会 In 南紀白浜~『幕末紀州 川合小梅のワンダフルワールド』出版記念パーティ~

ひと冬を越しふた冬目の冬眠に入ったところ、異常気象のせいか突然目覚めたゲラ子さんごん太さんが出没したのはここ日本、和歌山南紀白浜です。和歌山アドベンチャーワールド近くのリゾートホテル、で繰り広げられるのは「おとなの学芸会」です。さてさて、久しぶりの飲んで歌って楽しい宴をご披露頂きましょう。
~写真提供  山田聡昭さん、左高通泰さん、大塩史規さん~Special Thanks!


ゲラ子  まずは〝おとなの学芸会″終盤のショットを!アラフォー、団塊世代、前期後期高齢世代それぞれの男女47人、これだけの世代がおんなじように無邪気でうれしそうな顔してはるのはなかなかありません。



















ゲラ子  そもそもこの学芸会は一冊の本が始まりやねん。『幕末紀州 川合小梅のワンダフルワールド』、タイトルも長いけど中身も分厚い、637頁やもん。

著者 阿部健 阿吽社2013年11月



左 『小梅日記』   右 東洋文庫『小梅日記』志賀裕春・村田静子校訂















ごん太  僕が紹介しよ。小梅さんは儒者の奥さん、幕末から明治にかけて和歌山城下で暮らし何十冊もの日記を残しはった。これだけの長い期間にわたって暮らしのことを事細かに書いた日記は他にないみたい。阿部さんはえらいねちっこい人や、この日記をすみからすみまで舐めるように読みはって色んな角度から整理して考えてものを言うてはります。それはそれは細かいし気が遠くなるような手仕事とおつむの仕事や。
小梅さんご夫婦はお酒が大好き、阿部さんはここに魅かれはった。小梅さんが酔った時だんなが介抱したりのエピソードなんか微笑ましいし、天保飢饉や大塩の乱、肥汲み取り、物売りや物貰いのことまで、万華鏡みたいや。正にワンダフルワールドのタイトルどおり、読めば読むほどにじわ~っと味が出てくる面白い本やで。
この本の出版記念パーティが小梅ゆかりの地和歌山で行われたんですね。さぁー〝おとなの学芸会"のはじまりはじまり~!

げら子  出版パーティなんで著者インタビューがあります、まだまだマジなとこです。インタビュアの一発目の質問「今小梅さんが居られたら、阿部さんどうしますか?」、阿部さんいきなりの質問にうろたえはって「はい、一緒にお酒を飲みたいですね」と。




















げら子  そしてそして、阿部さんは本の出版と同時に歌まで作ってしまいはりました。

ごん太  「ここにいるでもいい」て歌や。作詞は阿部さんのお友達で「山は富士なら~♪酒は~しらゆきぃ~♪」という唄を作らはった藤吉正孝さん、日本酒白雪のコマーシャルソングやけど僕らより下の人はこの歌は知らんやろなぁ。作曲は中村謙一さん、かっこええ男やで。うたは翔ユリ子さん。ええ歌や、ま、聞いてみて!



げら子  翔ユリ子さん、ステキな声やね。事前にCDが送られてきてコーラスメンバーは練習に練習を重ねたんやで、もちろん私もメンバー、聞いてくれたやろレベル高いで。 流石〝おとなの学芸会″メインイベントの面目躍如でほっとしたわ。

ごん太  ボブ浅野とタック狩野のコンビ〝小梅が咲いた”ええですね。お次は、なつかしい~!″レッツキッス頬よせて♪・・・″このメンバーの平均年齢は70歳近いばず、ばくらは最年少?いやいや最年少は小学3年生のKちゃんやった。





















げら子  8才から80代までが輪になってジェンカを踊ってる図はそう見られませんで。


~興にのってきた皆さま、かぶりものやら仮面などでご満悦です

ぱんだダンシングチーム パパ博ひろ・ママまゆまゆ・小パンダかな浜・小パンダふみ浜・トックイサドラ


仮面美女3姉妹






仮面舞踏チームの紳士淑女




















げら子  みなさん、堂々たる仮装、仮面のお姿。楽しんではりますねぇ。

ごん太  いやぁ、びっくりしました。年齢関係なく踊るは騒ぐわ、ぼく負けそうや。



~第1部のあと第Ⅱ部はいよいよ「誰がかばやねんロックンロールショウ」が始まります。
アモーレ猪熊が新メンバー「ダンシング健」を引き連れて登場です

誰かば Donメグ・松浦円一郎・藤田隆・遠藤冬樹

ダンシング健・アモーレ猪熊 登場!




































ごん太  アモーレ、ピュッピュッ~!なになに、メンバーが増えた?「ダンシング健」って、いったい誰やのん。

げら子  あれ阿部さんちがう!?うまいこと変身しはったな。ちょっと見ではわからんかった~。いよっ、ダンシング健ぃ!!アモーレ、かっこええ!





















げら子  アモーレ、誰かばは「東京ブギウギ」から「ケセラセラ」「ミネソタの卵売り」などなど聞かせてノラせてのせてくれたよ~。おじいちゃんおばあちゃん、おっちゃんおばちゃん、ノリノリ。すんごい楽しんではったから、誰カバに脱帽、参加したみんなに脱帽!

ごん太  ほんまに、シャイな僕も身体が動いてくる。踊らなそんそん。











    
~パーティのスタートから終了までず~っとドリンクフリーです。この辺りではよれよれしてきたおじさん、踊りまくっているおばさん、ソーシャルダンスを決めるマダムとジャントルマン・・・宴も佳境に入ってきました。最後にいつものようにアモーレさんのかつらダイビング。~

げら子  アハハ!アモーレと阿部さん、かつら交歓してはるわ。なんか微笑まし。

ごん太  アモーレ、阿部さんのリクエストに応えて「蘇州夜曲」。しんみりと聞かせるねぇ。





































げら子  何回も何回も乾杯したけど、この時の乾杯は最高やったね。そしてダンシング健さんは本日の変装ベストドレッサーでした。

ごん太  僕、カメラを持ってこっち側にいてんけど、みんなほんまにうれしそうで顔がゆるんどったで。
最後の乾杯!(最初のショット、再掲)


~この後パーティ「おとなの学芸会」はお開きになりました。が、無論それで終わる訳もなく、引き続き歌うひと、まだまだ飲むひと、四方山話に興じるひと、飲んで歌って踊って楽しい宴は夜明けまで続きます。。。♪

これでお、し、ま、い~ダダダダッ~白浜の〝おとなの学芸会”~ジャジャン!